インディカの憂鬱

朝顔はしっとりと咲き、朝の顔は不機嫌に。
機嫌よくなんてとても言ってられぬ夜からの使者

見飽きた顔も見知らぬ顔もそれぞれで


通勤ラッシュに身を任せ家へと帰る。


まったく許せぬわけでもなく、罪の意識は徐々に薄れ、眠りにつく。

「あの時あぁしていれば」

と呟き、恐れ多くも近寄る悪夢。

ふと目が覚め、彷徨う午後の街。


生きる喜びを感じ、この世に生まれたった事を日々怨む。


憎しみによる憎しみへの転換、感覚するどい夜を笑う。


あざ笑え、我らが新人類。


ようこそ新人類。


不幸の案内人。



やがてくたばる人の子よ。



呪われし血を飲む吸血鬼。


紅く染まった白装束。


外から出れたらいいのにな。





おやすみおやすみ

自分が意味をわかるからそれでいい。

それだけでいい。


夢と天邪鬼な部分と妄想と心の底にある願望を曝け出してみた。


おやすみ。またあとで。